平成18(2006)年度 研究セミナー【後期】プログラム・報告

日程 平成18年12月20日(水)〜22日(金)
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階 マルチメディアセミナー室(306)
修了者 4名
12月20日(水)
14:00-15:15 所長挨拶、事務連絡、日程説明、受講生自己紹介
15:30-17:30 共同プロジェクト研究会
 ムスリムの生活世界とその変容 (主査:大塚 和夫)
王 建新(中山大学)
 「新疆ウイグルにおける旅と聖墓巡礼の諸相
    -伝統構築をめぐる政治・宗教言説への人類学的思考」
[会場:マルチメディア会議室(304)] 担当:大塚 和夫
18:00-20:30 懇談会[会場:コモンルーム]
12月21日(木)
13:30-15:30 吉田 達矢 (明治大学大学院)
 「19世紀オスマン帝国政府の非ムスリム統合政策
    -東方正教会総主教に対する政策を中心に」
司会:黒木 英充
15:45-17:45 岡戸 真幸 (上智大学大学院)
 「アホワとガマイーヤ
    -アレクサンドリア移住者社会における地方出身者のための場の形成」
司会:大塚 和夫
12月22日(金)
10:30-12:30 塩崎 悠輝 (同志社大学/21世紀COEプログラム奨励研究員)
 「ファジル・ヌールの時代-現代マレーシアのウラマー」
司会:新井 和広
13:30-15:30 細谷 幸子 (東京大学)
 「社会運動としてのキャフリーザク介護福祉施設」
司会:近藤 信彰
15:45-16:45 渡部 良子 (AA研非常勤研究員)「私の博士論文」
司会:堀井 聡江
17:00-18:30 感想・評価 修了証授与

2006 Middle East and Multi-Cultural Studies in Japan: The State of the Art

「中東イスラーム研究教育プロジェクト」は、東京外国語大学21世紀COEプログラム「史資料ハブ地域文化研究拠点」と共催で、若手研究者を中心とした研究報告会をイスタンブルのボアジチ大学にて開催いたしました。
本研究報告会は、JaCMESで開催すべく計画していたものですが、2006年7月から8月にかけてのイスラエルによるレバノン攻撃の影響を受け、開催場所をベイルートからイスタンブルに変更したものです。
日本の中東研究・多文化研究の最前線を、中東現地の研究者に向けて提示し、議論を通して交流を深めることを目的としていましたが、成功裏に終えることができました。
また、東京外国語大学大学院・西谷修教授による講演も行われました。
本研究報告会は、今後毎年JaCMESで開催する予定です。

Date Monday, November 27, 2006
Venue Cultural Center (Albert Long Hall), Bogazici University, Istanbul, Turkey
Program of the meeting
10:30-10:45 Opening Remarks by Prof. Masami Arai
Paper presentation and Discussion (30+15 minutes for each)
1st Session
10:45-11:30 Masako Matsui (Lecturer, Keio University, Tokyo)
“Capitulations and Tariff Questions in the Early Nineteenth Century”
11:30-12:15 Fumiko Sawae (Visiting Researcher, National Museum of Ethnology)
“Islamist Women and Public Sphere in Turkey”
Commentators :
Prof. Sevket Pamuk (Bogazici University)
Prof. Abdul-Rahim Abu-Husayn (American University of Beirut)
Prof. Metin Heper (Bilkent University)
12:15-13:30 Lunch
2nd Session
13:30-14:15 Housam Darwisheh (Ph.D. Candidate, Tokyo University of Foreign Studies)
“The Parliamentary Experience of the Muslim Brotherhood in Egypt”
14:15-15:00 Taku Osoegawa (Researcher, The Institute of Energy Economics, Tokyo)
“The Dynamics Between the Lebanese government and Hizbullah during the crisis in Lebanon and their theoretical relevance”
Commentators :
Prof. Hilal Khashan (American University of Beirut)
15:00-15:20 Break
3rd Session
15:20-16:05 Takayuki Nakamura (Lecturer, Kanagawa Institute of Technology)
“Essai sur la communication créole.”(English translation will be provided)
Commentators :
Prof. Jale Parla (Istanbul Bilgi University)
Prof. Ayhan Kaya (Istanbul Bilgi University)
Lecture
16:05-16:50 Prof. Osamu Nishitani (Tokyo University of Foreign Studies)
“Deux notions occidentales de l’Humanité : Anthropos et Humanitas” (English translation will be provided)
16:50-17:00 Concluding Remarks and Thanks by Prof. Hidemitsu Kuroki

第1回 アラビア語法廷文書セミナー

日時 2006年10月6日, 13日, 20日, 27日 18:00-20:00
場所 東京外国語大学 本郷サテライト
使用言語 アラビア語(適宜日本語の解説つき)
参加費無料
講師
アブダッラー・サイード博士(AA研フェロー、レバノン大学非常勤講師)
内容
17世紀後半、オスマン帝国下レバノンのトリポリにおけるシャリーア法廷記録の解読・解説で、売買契約や訴訟、徴税請負などにかかわる各種の文書を扱った。

平成18(2006)年度 教育セミナープログラム・報告

日程 平成18年9月19日(火)〜22日(金)
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階 マルチメディア会議室(304)
修了者 20名
9月19日(火)
13:00-15:00 所長挨拶 趣旨説明 日程説明 事務連絡 自己紹介
15:15-17:15 セミナー1 近藤 信彰 (AA研)
 「文字、文学、文書--ペルシア語文化圏の諸相」
座長:新井 和広
17:30-19:30 懇談会
9月20日(水)
10:00-11:20 受講生発表1 幸加木 文 (東京外国語大学大学院)
 「トルコの世俗主義とイスラーム -イスラーム知識人の言説分析を通じて-」
座長:大塚 和夫
11:30-12:40 受講生発表2 岸田 圭司 (東京外国語大学大学院)
 「アルメニアにおける「クルド」人の歴史的研究」
座長:近藤 信彰
13:40-15:40 セミナー2 飯塚 正人 (AA研)
 「イスラームとムスリム―地域研究でイスラームを扱う困難について」
座長:新井 和広
15:55-17:45 セミナー3 永田 雄三 (明治大学)
 「資料調査・研究の現場から―18世紀トルコの地方名士研究を事例として」
座長:黒木 英充
9月21日(木)
11:20-12:30 受講生発表3 原田 恭介 (同志社大学大学院)
 「中央アジアにおけるイスラーム解放党」
座長 :飯塚 正人
13:40-15:30 セミナー4 宇山 智彦 (北海道大学スラブ研究センター)
 「地域研究の方法と中央アジア―イスラーム、オリエンタリズム、比較政治」
座長:近藤 信彰
15:45-17:45 セミナー5 臼杵 陽 (日本女子大学)
 「イスラームのなかのユダヤ、ユダヤのなかのイスラーム」
座長:大塚 和夫
9月22日(金)
10:00-11:10 受講生発表4 溝渕 正季 (上智大学大学院)
 「「分裂国家」における民主主義と外部アクターの関与
    -第二共和制下のレバノンを事例として-」
座長:黒木 英充
11:20-12:30 受講生発表5 金城 美幸 (立命館大学)
 「日本におけるイスラエル研究の動向」
座長:大塚 和夫
13:40-15:30 セミナー6 新井 和広 (AA研)
 「アラビア、東南アジア、インド洋-ハドラマウト出身移民の活動から」
座長:西井 凉子
15:45-16:45 感想・評価 修了証授与
受講生の感想
相川 洋介(上智大学大学院)
朝田 郁 (京都大学大学院)
岩下 曜子(名古屋大学大学院)
加藤 眞佐美(千葉大学)
小村 明子(上智大学大学院)
島田 大輔 (中央大学大学院)
清水 理恵 (上智大学大学院)
白神 小鈴(京都大学大学院)
平 寛多朗(東京外国語大学大学院)
飛内 悠子(上智大学大学院)
富田 祐子(東京外国語大学大学院)
林 芳哉(日本福祉大学大学院)
平野 淳一(京都大学大学院)
堀拔 功二(京都大学大学院)
牧 良太(東京外国語大学大学院)

平成18(2006)年度 研究セミナー【前期】プログラム・報告

日程 平成18年7月24日(月)〜27日(木)
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階 マルチメディアセミナー室(306)
修了者 7名
7月24日(月)
13:00-15:40 所長挨拶、事務連絡、日程説明、受講生自己紹介
16:00-18:00 今堀 恵美 (東京都立大学大学院)
 「持参財におけるカシュタの指標
   -ウズベキスタン・ブハラ州ショーフィルコーン地区の事例から-」
18:15-20:15 懇談会[会場 : 生協特別食堂]
7月25日(火)
10:00-12:00 宮澤 栄司 (上智大学アジア文化研究所)
 「トルコのチェルケス人奴隷子孫にみる実践的記憶:支配的言説からの解放」
13:00-15:00 小笠原 弘幸 (日本学術振興会特別研究員(PD))
 「オスマン王統譜の生成」
15:15-16:15 堀井 聡江 (AA研非常勤研究員)
 「留学と博士論文」
7月26日(水)
10:00-12:00 金城 美幸 (立命館大学)
 「日本におけるパレスチナ研究、イスラエル研究の動向」
13:00-15:00 森田 豊子 (大阪外国語大学非常勤講師)
 「イランの学校教育におけるタルビヤト教師の役割」
15:15-17:15 マスウード・ダーヘル (レバノン大学教授)
 講演 ”Lebanon and the Middle East State’s Building”
7月27日(木)
10:00-12:00 錦田 愛子 (総合研究大学院・日本学術振興会特別研究員)
 「ヨルダン国内におけるパレスチナ人社会像およびその「離散(ディアスポラ)」の現状」
13:00-15:00 池田 有日子 (日本学術振興会特別研究員(PD))
 「アメリカ・シオニスト運動指導者ルイス・ブランダイスとパレスチナ」
15:15-16:45 感想・評価 修了証授与

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